備忘ですが、

誰かの役に立てばいい

【Word2016】エクセルの住所録とリンクさせて同じ宛名のラベルを複数作る

f:id:bibouroq:20171209172630j:plain

ワードの差し込み印刷でちょっと手間取ったので備忘。

差し込み印刷ウィザードでは「«Next Record»」が復活する

エクセルの住所録からワードで宛名シールを作る場合、宛先1つに1枚というふうにラベル化するには、[差し込み文書]→[差し込み印刷の開始]→[差し込み印刷ウィザード]を選択し、手順に従っていくのが簡単です。

この時「«Next Record»」、データベースの次のレコード(行)に進めという命令文が自動挿入されます。これは置換などで一気に消したとしてもプレビューや保存して開くなどの動作をしたときに逐一復活します。 

そのため、1ページ全て同じ宛名にしたい時にはウィザードを使わずに設定する必要があるのです。 

①ラベル枠を作成する

  1. 差し込み印刷]→[ラベル]を選択し、[オプション]でラベルのメーカーと型番を指定し[OK]をクリックします。

f:id:bibouroq:20171224163257j:plain

 

 2.[新規文書]をクリックするとラベルの枠(表)が作成されます。

f:id:bibouroq:20171209190028p:plain

②エクセルの住所録をリンクする

  1. [差し込み文書]→[宛先の選択]→[既存のリストを使用]を選択し、エクセルファイルを指定します。

f:id:bibouroq:20171224163633j:plain

③ラベルの内容を作る

  1. 1枚目のラベル(セル)にカーソルを合わせ、[差し込み文書]→[差し込みフィールドの挿入]から必要なフィールドを選び挿入していきます。

f:id:bibouroq:20171224164138j:plain

 2.[フィールドの対応]や[結果のプレビュー]をチェックしながらレイアウトを整えていきます。

f:id:bibouroq:20171224164552j:plain

f:id:bibouroq:20171224165138j:plain

 3.レイアウトが整ったら、1枚目のセルをコピー→表全体の選択→貼り付けをして、すべてのセルに内容を反映させます。 

※Ctrl+A(全選択)では表以外も含めたシート全体を選択してしまいます。マウスで表全体を選択してください。

f:id:bibouroq:20171224165341j:plain

保存して使う

作ったワードを保存しておけば、リンクさせたエクセルを次回も使うことができます。結果のプレビュー状態で保存したワードを作っておくと、

①住所録とリンクしている場合

ワードを開く→[差し込み文書]タブ→[アドレス帳の編集]から印刷したい宛先にチェック

②見出しのみのエクセルとリンクしている場合

エクセルを開く→宛先を記入→ワードを開く

等々の手順で簡単に作成できるようになります。